障がい者雇用 オープンorクローズどちらがいいの?

日々の面談の中で、利用者さんから最も多く受ける相談の一つが「障害を開示して働く『オープン就労』と、開示しないで働く『クローズ就労』、どちらを選べばいいですか?」というものです。これは、ご自身の将来を考える上で非常に重要で、多くの方が悩まれるテーマだと思います。今回はこの問題について、一緒ティオの考えをお伝えできればと思います。
■どちらが「偉い」「有利」ということはない
まず最初にお伝えしたいのは、オープン雇用もクローズ雇用も、どちらも立派な就職の形だということです。「障害を隠さずに働くオープンの方が偉い」「一般雇用で働くクローズの方が能力が高い」といった価値判断は全く意味がありません。大切なのは、その人にとってどちらが長期的に安定して働き続けられるかという視点です。
■支援員は利用者個人個人に対して、どちらが適切か常に考えてます
私たち支援員は、利用者の皆さん一人ひとりの障害特性、これまでの経験、将来の希望、家族環境などを総合的に考慮して、どちらの働き方がより適しているかを常に検討しています。同じ診断名でも、個人によって最適な選択は大きく異なります。支援を通じて、その方の強みと課題を把握し、最も力を発揮できる環境を一緒に模索していきます。
■オープンの特徴メリット・デメリット
オープン就労は、企業に対して自身の障害に関する情報(特性、必要な配慮など)を開示した上で就職する働き方です。
【メリット】
障害への配慮が得やすい: 通院のための休暇調整、ラッシュを避けた時差出勤、静かな席への配置、業務量の調整など、働く上で必要な配慮を職場に求めることができます。
定着支援との連携: 私たちのような支援機関が、就職後もあなたと企業の間に立って面談を行ったり、環境調整を働きかけたりする「定着支援」を利用しやすくなります。
心理的な安心感: 障害を隠す必要がないため、「いつバレるか」という不安なく業務に集中できます。
【デメリット】
求人の選択肢: 障害者雇用枠での募集が中心となるため、一般求人に比べて求人数や職種の幅が狭まることがあります。
給与・待遇面: 職務内容によっては、一般雇用の同職種と比較して給与水準が低くなる場合があります。
■クローズの特徴メリット・デメリット
クローズ就労は、企業に障害を開示せず、一般の応募者と同じ立場で就職する働き方です。
【メリット】
幅広い選択肢: 一般求人に応募できるため、企業や職種の選択肢が格段に広がります。
対等な立場とキャリア: 障害を意識されることなく、能力や成果で評価されます。昇進や昇給に関しても、他の社員と全く同じ基準でキャリアを築いていける可能性があります。
高い給与水準の可能性: 専門職や条件の良い求人にも挑戦できるため、高い給与を得られる可能性があります。
【デメリット】
配慮は得られない: 障害を開示していないため、基本的に配慮は期待できません。体調管理や業務遂行はすべて自己責任となります。
孤立のリスク: 困難な状況に陥った際、障害が背景にあることを相談できず、一人で抱え込んでしまう危険性があります。
支援機関のサポートが困難: 就職後に問題が起きても、企業はあなたが支援機関を利用していることを知らないため、私たちが介入することが難しくなります。
■判断のためのチェックポイント
どちらを選ぶか迷ったときは、以下の点についてご自身で考えてみてください。
・自分の障害特性や、仕事で必要な配慮を、自分で整理して言葉で説明できますか?
・体調の波は自分でコントロールできますか?定期的な通院は必要ですか?
・職場で困ったとき、自分から「助けてほしい」と発信できますか?
・給与や待遇よりも、まずは安心して働ける環境を優先したいですか?
・挑戦したい特定の職種や企業があり、それは一般求人でしか募集がありませんか?
・就職後も、支援員と定期的に相談できる環境を維持したいですか?
・これらの質問に答えながら、ご自身の考えを整理することが、決断への第一歩になります。
■最後は自分で決めること!「安定して働きたい」のか「挑戦したい」のか
オープン就労は「安定」、クローズ就労は「挑戦」という側面が強いと言えるかもしれません。長く安心して働くために必要な配慮を得ながらキャリアを築く「安定」の道か。選択肢の広さや対等な競争環境に身を置き、自分の力を試す「挑戦」の道か。
最終的にどちらの道を選ぶかを決めるのは、他の誰でもない、あなた自身です。どちらの選択にも、それぞれの良さがあります。そして、その選択は一度きりではありません。もしクローズで挑戦して難しいと感じたら、次のステップとしてオープン就労を目指すことも可能です。
一人で悩まず、ぜひ私たち支援員にご相談ください。
見学・体験は無料です。お気軽にお問合せください♪
TEL→099-272-9777
Web→https://fit2022.or.jp/form-page/
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